Haskellで書かれたプログラムをマイコンで動かすことができると某界隈に衝撃を与えたAjhcですが、FreeBSD機にインストールする時に躓いた事が有りましたのでまとめておきたいと思います。
なお、Ajhcは絶賛開発中なので、ここに書かれた情報は既に古くなっているかもしれない事をあらかじめお断りしておきます。
makeで躓く
インストール中にmakeがGNU makeであることを前提として実行している節がありました。これはまあ、FreeBSDを使っているとよくある事なのでそれなりに対処すれば良いと思います。
m4で躓く
makeと同様、m4がGNU m4であることを前提として実行している節がありました。現在では解決してます。
deriveで躓く
deriveにパスが通っていないとghc: could not execute: deriveと言われるのでパスを通しましょう。cabalから入れた場合は~/.cabal/binに通せば良いと思います。
また、deriveのバージョンは2.5.11である必要がありますが、deriveコマンドはバージョンごとに分けられていないので2.5.12を隠すだけでは不十分です。インストールをやり直す必要があります。
参考
最初に失敗した時のログ、この時にはm4で躓いていた。
次に失敗した時のログ、相変わらずm4に苦しんでいる。
最後に失敗した時のログ、derive-2.5.12を隠すとビルドには成功してもインストールに失敗するので気をつけたい。この時には作者の@masterq_teokureさんに対応していただいたお陰でm4の不具合は解決していた。
苦労しましたが、無事Ajhcのインストールに成功したのでLEDチカチカのデモぐらいは動かしたいと思います。