現在東北の大学に通っているんですが、実家から遠くに住んでいると帰省の交通費が馬鹿になりません。*1そこで、何とかして安く帰ろうとしたのですが一悶着あったという話。
前日談
交通費を片道1万浮かせればRealforceなりHHKBなり買える訳ですから、僕としては何とかして安く帰りたいと思っていました。その際に以下のルートが候補に挙がりました。
前者は仙台高松間を1万円程度で往復できるので非常に安価に帰省できます。しかし、仙台高松間は在来線で帰るには遠過ぎるため帰省に2日かかる事になり、どこかに宿を確保しなければなりません。あわよくばDentoo大に通ういとこの家に転がり込みたいと思っていましたが、寮暮らしで都合が悪いらしく断念。
そこで少し費用はかさむものの後者が現実的になりましたが、夜行バスはあまり経験した事がないのでどう乗ったものかと悩んでいました。おしりが取れる夢も見られそうですし、あまり乗りたいとは思いません。
そうこうしているうちに、長岡の大学に通う高専時代の同級生からリプライが飛んできました。
@fetburner ぼくたちはおがたわらさんの車で帰りますよ もしよかったら
— ルエイク (@Rueiku) 2014, 8月 5
長岡に居る同期達3人は車で帰るそうです。ガソリン代高速代諸々割り勘で5000円程度になる計算らしいのでお言葉に甘える事にしました。全部青春18切符で帰るのには及ばないものの、夜行バスで帰るのより安く付くことでしょう。
@Rueiku 俺も仲間に入れてくれよ~
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 5
帰省1日目
車に便乗して帰る事になったため、長岡勢が出発する前日に長岡に行かなくてはいけません。 普段ならカブで行く所ですが2ヶ月も放っておく訳にもいかないので青春18切符を購入しました。
四国民が言えた事ではないですが相当列車の本数が少なく、一つ乗り換えを失敗すると所要時間が6時間から10時間にもなるため、時間的にシビアなものがありました。 仙山線と奥羽本線の乗り換えに至っては4分しかありません。 さらに、後先を考えずに図書館で本を借りたせいで荷物が大変重くなった事もこの旅を困難なものにしていました。
最高の夏 pic.twitter.com/Ai1zHs1ueU
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 6
この他にも朝6時に起きて駅行きのバスに乗る等難関が待ち構えていましたが結果的には全て突破、午後3時ごろに長岡勢と合流する事ができました。
しかし、どうも風向きが怪しくなってきました。 四国に台風11号が接近していたため、心配した親から車での帰省を止められたそうです。
@fetburner 台風のせいで車で帰るのやめたっぽいので,そのほうがいいかも・・
— ろじかる (@zippppp15) 2014, 8月 8
次の日の事について色々と考える事はありましたが、その日は適当にカラオケ*3に行ったり技大の学食に紛れ込んだりしてのんきに長岡を満喫しました。
長岡のカラオケ屋に入り浸るイカトンが居るらしい
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 8
技大生に擬態して学食に来てる
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 8
僕ははじめ青春18切符の残りを使って行ける所まで行き、終電に間に合わなくなるギリギリの京都駅から岡山駅の間だけ新幹線を使って帰るつもりでいました。 しかし、夜中長岡勢とどのようにして帰るか話し合った結果、台風で瀬戸大橋*4が通行止めになる可能性が非常に高いとの事で始発の新幹線に乗って帰る事になりました。
【悲報】帰省費用を浮かせるために18切符で長岡まで来た俺氏、台風で列車が止まるために結局新幹線を使うはめに
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 8
長岡に遊びに来たのかな?
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 8
帰省2日目
台風が来る前に橋を渡る必要があるため、朝6時台の新幹線*5に乗ることになって非常につらいものがありました。 意外にも車内が混んでいて座る事ができなかった事も新幹線の旅を過酷なものにしていました。
東京駅で東海道新幹線に乗り換えた際には奇跡的に同行者共々座る事ができました。 長岡まで行ったのに結局東北新幹線に乗ったのと同じ様なルートで帰る事になって残念でしたが、気の知れた連中と旅をするのもいいものですね。
新幹線で隣に座ってるのにTwitterで淫夢語録投げつけるのやめろや
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 8
しかし、台風は我々の想像以上に無慈悲でした。 僕達が乗っていた新幹線が岡山駅に到着するのが午前11時55分にも関わらず、岡山駅11時42分発のマリンライナー*6以降運行が見合わされてしまったのです。
新幹線で台風が来る前に帰ろうとしたのに、結局マリンライナー止まって帰れなくなってるうどん県民おらんやろ
— ろんだ (@fetburner) 2014, 8月 9
これには実際困り果てましたが、どうやら鉄道で帰る道は断たれても車で帰る道は断たれてはいなかったため、親の助けを借りて無事四国にたどり着く事ができました。 具体的には、同行者の父親が迎えに来てくれるそうなので全員で相乗りさせて頂きました。ありがとうございます。
帰省を終えての反省
安く帰るつもりが結局新幹線に乗る事になってかえって高く付いてしまいました。 今度からは新幹線で指定席も取って、優雅に帰省しようと思います。